ラーメン一番星の昭和ラーメン

 

 

 

大和駅前を散策中に見つけた店で、入り口の置き看板に昭和ラーメンと書いて有るのが気になって入ってみました。

 

土曜の2時なので他にお客も居なく、入り口左の自動券売機でお目当ての昭和ラーメンの券を購入。

 

すると一番奥のテーブルに既にお冷やが置かれていて、若い店主のお母さんらしき初老の女性が「どうぞ」と導いてくれました。

 

1人なのでカウンターに腰掛けて調理する姿を見ようと思っていたのですが、笑顔に負けてテーブル席に腰掛けました。

 

「ご飯はどうします?」と聞かれ、えっ、と思っていると「ご飯は一杯只なんですよ。」の一言で「是非。」と答えました。

 

シンプルな店構えで、改装したばかりらしく新店舗かと思いましたが、前からあると言う事で、知らずに足を伸ばしてこちらを散策した結果で、ネーミングセンスとアンバランスな奇麗な店内で、こんな見つけ方をした時は当たりの可能性が高いので思わず期待が膨らみます。

 

調理を見づらかったので暇つぶしに店内を見回して見ると、面白い事にタレの材料とスープの材料が張り出してあるではありませんか。

 

注文した昭和ラーメンは醤油ダレで醤油Aと醤油B、昆布に干し椎茸、煮干しに玉ねぎ、生姜、にんにく、みりん、酒、中双糖、アサリとあります。タレにアサリを入れるんだと感心しつつ、スープの方は豚ゲンコツに豚頭、豚足、背脂、鶏ガラ、玉ねぎ、ニンニク、生姜となっています。

 

向こうの方に「麺は100%の北海道産」と書いて有ります。



 

そんな物を見ている内にラーメンが運ばれて来ました。ご飯茶碗に盛られたご飯も返す刀で机に置かれます。

 

黄金色のスープに浮かんだチャーシューとナルト、メンマと輪切りのネギ、小ネギは微塵切りにしてあるWネギ攻撃で、ノリが添えられています。

 

スープの中にはストレートの細麺が鎮座していました。

 

まずはスープを一口啜ります。

 

なんと慈愛に満ちた優しい味なのでしょう。

 

昔風の支那そばに贅沢な風味を沢山足した様な味わいです。

 

材料的にはたいして高級品を使っている風でも無いので、とても丁寧にしっかり時間をかけて素材の旨味を引き出しているのでしょう。



 

ある餃子のとても美味しい店で教えて貰ったのですが、「近頃の餃子は色々な物を入れ過ぎてるから美味しく無いものになってしまい、鮮度の良いシンプルな具材を丁寧に仕上げた方が余程美味しい」と言っていたのを思い出しました。

 

次に麺を啜ってみますと、歯ごたえのしっかりした麺でスープと良く絡んでするっと入って行きます。

 

のどごしも滑らかで、当たりでは無く大当たりでした。

 

全ての調和が取れていて、平成ももう終わってしまうので、昭和は遠い昔になる事から、馬鹿な発想が浮かび、「昭和ラーメンなのか調和ラーメンなのかネーミングも変えたらインパクトがあるのに」と1人で勝手に親父ギャグを考えてしまいました。

 

兎も角この美味しさで600円は激安なので、一口食べただけで気に入ってしまいました。

 

チャーシューの味付けも薄味ながら旨味が染み込んでいて、Wネギのそれぞれの食感のハーモニーとメンマの味わい、ノリのアクセントにナルトの親近感全てが昭和なのに贅沢感を満喫出来るのです。

 

机の上には基本の調味料の他に紅ショウガと高菜、そして大好物の擂り下ろしニンニクが置いて有ります。

 

これから肉体労働なので、ニンニクを一掬いラーメンに投入すると、又味にアクセントが聞いて更に複雑な美味しさを醸し出し、そこからは記憶に無い位食べる事に没頭して、アッと言う間に完食して居ました。

 

大和駅西プロムナードを2分歩いての右手に在ります。

 

店の名は「一番星」ですが、星5つの最高点(店)です。

 

 

ラーメン一番星



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